リボ払いとは?仕組みと特徴

リボ払いとは毎月の支払い金額を一定にして金利と一緒に返済する方法。クレジットカードの支払い方法の一つ「リボルビング払い」を略したもので、最近では日本でもテレビCMなどが行われています。

 

分割払いとの最大の違いは支払い回数があるかどうか。リボ払いはどれだけ高額な品を購入しても支払回数の上限はなく、毎月一定額を返済していきます。

 

リボ払いのメリット

 

手元にまとまった資金がない場合でも、高額商品の支払いができます。また返済に生活を圧迫されることはありません。

 

× リボ払いのデメリット

 

利息が発生するため、気づかないうちに支払い総額が高額になる可能性があります。また支払回数が無いため、完済まで長期間かかるケースも。

 

 

リボ払いの返済方式

リボ払いには返済方式が2種類があり、クレジットカードやカードローンの種類によって支払い方法が異なります。

 

  1. 残高スライド方式
  2.  

    残りの債務額によって毎月の返済額が変動します。
    ■例:残高が
    ・10万円未満の場合…5千円
    ・10万〜15万円未満の場合…1万円
    ・20万〜30万円未満の場合…2万円

     

    この方法は支払いのバランスはよくなりますが、高額商品を購入し残高が一定金額を超えると、支払い金額が高くなるので注意が必要です。

     

  3. 定額方式
  4.  

    債務額が増えても返済額が一定のまま維持されます。
    ■例:残高が
    ・10万円未満でも…1万円
    ・10万〜15万円未満でも…1万円
    ・20万〜30万円未満でも…1万円

     

    この方法だと高額商品を購入しても返済額が増えて負担が重くなることはありませんが、支払い期間が長期化するため手数料が高くなります。

 

リボ払いの返済に行き詰まらないために

リボルビング払いは毎月の返済額が一定なので、生活に負担をかけないというメリットが存在します。しかし気づかないうちに借金が膨らみ返済が困難になる場合もあるので注意が必要です。

 

返済が難しく困っているのであれば、弁護士や司法書士など専門家に債務整理の相談をするとよいでしょう。