借金を返済するためのコツ
@借金を把握する
まずは自分がいくら借金があるのか現状を把握することが大事です。
- どこの会社から借りたのか?
- いくら借りているのか?
- 利息はいくらなのか?
こういったことをノートなどに書き出し、目に見える形で整理してみましょう。これだけでも返済計画をかなり組みやすくすることができます。
もしも多数の会社から借りていて、わけが分からない状態になっている場合は、信用情報機関に問い合わせてみるのも悪くありません。少々の時間と手数料がかかりますが、確実に債務を洗い出すことができるでしょう。
借金を返済するためのコツ
A返済計画を立てる
債務の額をすべて把握したら、次は具体的な返済計画を立てて実行する準備を整えます。
- 今の収入はいくらなのか?
- そのうち返済に回せるのはいくらか?
- すぐ返済が終わりそうな会社はあるか?
- 返済額を増やすことはできないか?
利息の高い会社は長期返済になるほど損をしてしまうので、優先的に返済を終わらせることを考えましょう。
ただ計画を立てる際は、無理のない計画を立てるのが重要です。あまり無理のある計画だと途中で行き詰まってしまいますし、挫折して借金を繰り返すというケースも多くあるからです。少しずつでも前進していることを自分に言い聞かせることが大切です。
借金返済が計画通りに行かない時は
借金の返済は、自分で計画を立てて実行していくのがまずは原則ですが、あまりにも金額が巨額になってしまったりすると、もう自分だけでは手に負えなくなってくることもあります。
そういう場合は、債務整理をする必要が出てきます。
債務整理とは
貸金業者と交渉をして
・返済期間を延ばしてもらったり
・金額を減らしてもらったりすること
しかしこの交渉は、債務者が直接がやっても相手にしてもらえないことがほとんど。そのため弁護士など専門家に依頼するのが一般的です。
弁護士費用はもちろんかかりますが、債務整理を行うことで過払い利息が見つかることも多く、債務額を減らせる場合もあります。また債務整理を行うことで、貸金業者からの厳しい督促も収まるので、精神的な苦痛を取り除くこともできるでしょう。
増えすぎた債務を放置しておくと、状況は悪化する一方ですから、なるべく早く弁護士などに相談すべきです。