禁断症状はいつから出るか
禁断症状は、禁煙を開始してからすぐに出ます。
ツラい症状が禁煙開始2〜3日目まで続きますが、ニコチンが完全に身体から抜けることで禁断症状も少しずつ消えていきます。
そこから個人差がありますが、おおむね10?14日ほど緩やかな症状が続く傾向にあります。
覚えておきたいのは、禁断症状としてもっとも多い「喫煙欲求」は1日中続くわけではありません。
吸いたい気持ちは3〜5分ほどで収まり、一時的なピークを過ぎれば肉体的にも精神的にも楽になってきます。
禁断症状が出た時にする対処法
禁断症状が出た時に、精神力だけで乗り越えるのは並大抵のことではありません。
そこでここからは行動や心理的なアプローチによって、禁断症状を紛らわすための対処法を紹介します。
また、対処法として他にも禁断症状を抑えながら禁煙を強力にサポートする禁煙補助薬も大変有効です。
自力での禁煙よりもスムーズに禁煙しやすくなるため、症状の辛さによっては禁煙補助薬の使用もご検討ください。
心理的な対処法
タバコは心理的に依存してしまうことも多く、「タバコを吸ってないから〇〇ができない」「ストレスがたまる」などと思い込んでしまいがちです。
こうしたニコチンによる脳の錯覚がタバコ離れを難しくしてしまい、あたかも禁煙が自分にとってマイナスなことのように感じてしまいます。
タバコに対する思い込みを解くためにも、吸いたくなった時には次のようなアクションを起こしてみましょう。
- 「吸わないぞ!」と声に出す
- 周囲に対して禁煙宣言する
- 禁煙目標を書いて、目につきやすいところに貼る
- ほんの数分の我慢と腹を据える
- たった1本でこれまでの禁煙生活が台無しになると肝に銘じる
心の中で何度も言い聞かせることで、禁煙へのマイナスイメージを払拭して、ポジティブ思考に切り替えることができます。
時には声にも出して、なぜ自分が禁煙したいのかを再認識することで、タバコを吸いたい気持ちを振り払ってみてください。
スマートフォンに禁煙アプリを入れておけば、苦しいときいつでも見て気持ちを切り替えることができます。