電子タバコに関するよくある質問
電子タバコが健康面に及ぼす影響が気になって使用をためらってしまう人は少なくありません。
ここでは、電子タバコに関するよくある質問を解説します。
● 紙巻きタバコと電子タバコはどっちが体に悪い?
● 電子タバコは肺が汚れる?
● 電子タバコによる健康への影響は?
上記3つの質問にお答えするので、疑問の解消にお役立てください。
紙巻きタバコと電子タバコはどっちが体に悪い?
電子タバコよりも紙巻きタバコのほうが、有害物質が多く含まれています。
紙巻きタバコの煙に含まれる有害物質には、タールやニコチンがあります。タールやニコチンは、喫煙者本人だけではなく、受動喫煙によって非喫煙者の健康に悪影響を及ぼすおそれがあります。
電子タバコは肺が汚れる?
日本呼吸器学会によると、ニコチンを含まない電子タバコによる肺障害は報告されていません。
しかし、ニコチンやタールを含む加熱式タバコでは、急性肺障害が報告されています。そのため、日本呼吸器学会は加熱式タバコの使用を推奨していません。
安全性に配慮されたアイテムを使用して気分転換を図りたいのであれば、加熱式タバコよりも電子タバコのほうが安心です。
電子タバコによる健康への影響は?
日本で販売されている電子タバコにタールやニコチンは含まれていないものの、有害物質が全くないわけではありません。現段階では、今後電子タバコが健康面にどのような影響をもたらすのか、まだわからないためです。
電子タバコに使用されているリキッドの成分は、食品加工にも使用されており、人体に影響がないとされています。しかし、継続して使用することで健康被害が生じるおそれがある点に、注意が必要です。
また、海外製の電子タバコには、タールやニコチンを含むものがあります。できるだけ健康面に配慮したい人は、成分をしっかり把握してから購入すると安心です。