タバコが吸いたいという禁断症状の対処法
喫煙者の多くが禁煙を始めるにあたって一度は耳にするのが禁煙時の禁断症状です。
吸えない状況が少し続いただけでも、イライラしたり落ち着かなくなってくるので、禁煙になかなか踏み切れない方も少なからずいます。
タバコを吸う本数やタイミングに関わらず、禁煙時の禁断症状は喫煙者の多くが避けては通れない問題です。
そのため、禁煙に挑戦する際には「吸わない」という意志も大切ですが、いかに欲求をコントロールするかがポイントになってきます。
まずは禁煙時の禁断症状を確認しつつ、症状と向き合うための対処方法についても見ていきます。
禁煙してから起きる禁断症状について
起こる禁断症状や感じ方には個人差があり、まれに喫煙者の中には禁断症状をまったく感じないという方もいます。
●禁煙の主な禁断症状
強い喫煙欲求
? ニコチンが不足することで1日に何度も吸いたい気持ちが強く現れる
イライラ
? タバコで離脱症状が緩和できないことでストレスが募っていく
集中力が落ちる
? 神経伝達物質の分泌量の低下によって集中できないと感じる
頭痛
? 血管の収縮・拡張が起こり、頭痛を感じることがある
眠気や身体のだるさ
? ニコチンで得られていた覚醒作用の反動によって起こる
また、ヘビースモーカーだから禁断症状が出やすいということはありません。
喫煙する間隔が長い方はタバコ1本に対して得られる満足感が高いため、ライトスモーカーやミドルスモーカーの方でも離脱症状は現れます。